NO334 成島焼 徳利 山形

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成島焼の徳利です、こちらいくつか細かいキズがありますので完璧を求める方、神経質な方はご遠慮下さい。

成島焼とは山形県の焼き物で、天明元年(1781年)米沢藩藩主 上杉鷹山公が藩の財政を支えるための殖産興業の一環として米沢市成島の地に窯を築かせたのが始まりと言われています。藩の御扶持方(おふちかた)であった相良清左ヱ門厚忠(さがらせいざえもんあつただ)は相馬焼に学びその技術を伝承しました。(こちらの徳利も高台部分に相馬の名残を感じます)
成島焼の特徴は、鉄釉に灰釉を二重がけするなまこ釉です。その名前は海にいる海鼠(なまこ)に由来しており、中国や朝鮮より伝わったとされ、佐賀県の唐津焼などでも知られる古い技法です。福島の会津本郷焼や、秋田の楢岡焼があり、東北各地にも伝承されています。中でも米沢の成島焼は青みが強く、主に日用品雑器を中心とした水がめ、片口、平鉢、飯鉢など、藩内の需要に合わせ制作されました。
成島焼は明治末まで窯が続いていましたが、鉄道の普及により安価で良質な瀬戸物に押され、次第に需要が減り途絶える事となります。

こちらの徳利も成島焼の特徴である、鉄釉に灰釉を二重がけするなまこ釉のデザインとなっています。
年代は江戸、幕末辺りかと思われます。
夜空に舞うオーロラのような美しい色あいです(^-^)

目立つ破損はありませんが先に述べたように細かいキズがありますのでご理解のある方宜しくお願い致します。また本体についてい成島焼のネームシールは購入時からあったものです。

大きさ→高さ約28cm

即購入された方は納得の上購入されたと認識しますので購入後に「思っていたのと違う」等無きようしっかりと写真を見てからご購入下さい。

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種類...陶器

商品の情報

カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>工芸品
商品の状態: やや傷や汚れあり

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