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カートに入れる
A4判書類、本、お財布、スマートフォン、ペットボトル等を入れてもまだまだ余裕がある大容量サイズです。
ショルダーベルトの長さは8段調整で、その日の気分でタイトに背負ったり、低めの位置で背負ったりと変化が楽しめます。
ひとまわり小さいサイズはこちら↓
□サイズ:がま口口金から底までの高さ36、口金幅24、マチ幅15、最大幅38㎝ 肩紐69〜90㎝(8段調整)
□素材:胴体部分:素上げヌメシュリンク革、底部分:栃木レザー製オイルヌメ革(栃木レザーの証である赤い製品タグを付属します)
金具:真鍮無垢材
□カラー:ビターブラウン(キャメル→
□重量:約900〜1000g(革の厚みで若干のブレがあります。革リュックとしては軽量です。)
【本革製品を選ぶ際に知っていただきたいこと】
皆さんは、「本革」と一口に言っても、その性質や価格には大きな違いがあることをご存知でしょうか。
実際、「本革製品」と表示がされていても、その価格は実に様々です。
価格の差はデザインや製作工程にもよりますが、「革の材料費」というところで比較しても、10倍以上もの差が生じることも珍しくありません。
なぜそれほど違いが出るのか。その理由を以下に記します。
革には大きく分けて二つの製法があります。「クロム鞣し」と、「植物タンニン鞣し」です。
現在、市場で流通している革は、「クロム鞣し」化学成分を用いて鞣された革が主流です。
クロム鞣しの革は、表面が比較的均一に仕上がり、柔軟性があり、熱に強いという長所があります。
また、短時間で大量に仕上げられるためコストも安いのですが、そうした長所の反面、本革を使う醍醐味である「経年変化」が出にくい革でもあります。
経年の傷や汚れは、変化せずそのまま傷汚れとして残り、「劣化」として目に映ります。
言い換えれば【クロム鞣しの革は大量生産に向く素材であり、仕上げられた時が一番美しい革】と言えると思います。
一方、「植物タンニン鞣し」植物の渋を用いて鞣された革は『ヌメ革』と呼ばれています。
ヌメ革の鞣しは古来からの製法です。原皮の風合いを留めた仕上がりで、表面は生来の傷や血筋痕の影響が出やすく、部位によって質感も異なります。
長い時間をかけて仕上げられるためコストも高く、安定した素材とは言い難いのですが、経年による艶の変化や、色合いの深みを増していく様子など「経年変化」が堪能できる革です。
【ヌメ革は昔ながらの製法で、時間とコストがかかるが、手にしたときが完璧なのではなく、長い時間をかけて愛着が増していく革】と言えると思います。
皆さんが革という素材に求めていること、それは「長く寄り添える素材」ということではないでしょうか。
『せっかく革製品を持つのだから、長く使うことでその変化を味わえる革を選んでほしい』
そうした考えから、KALEIDOSCOPEの作品は「ヌメ革」に焦点を絞って製作しています。
【はじめは素肌のさらりとした風合いですが、お使い頂くうちに摩擦で磨かれ、艶が生まれます】
日ごと変化する様子が楽しめます。
水によるシミが出来やすい革です。雨天のご使用はお控えください。
※仮にシミが出来ても、エイジングの過程と考え、使い込むことで飴色に成長します。
【無傷の革製品を求める方は、ご購入をお控えください】
天然の革を素上げの状態で仕上げていますので、ところどころ生来の傷跡やムラなどがありますが、あえて傷も含めた状態で裁断しています。多少の小傷はご了承ください。
「傷」と捉えれば気になるところですが、これもこの革が生きていた証です。
唯一のものとして傷やムラを楽しめるのも、ハンドメイド、そして本ヌメ革ならではだと思います。
【金具へのこだわり】
金具は全て真鍮の無垢材を使用しています。
真鍮は欧米では「幸運を呼ぶ金属」とされており、お守りとしても使われていました。革と同じく使い込むほどに味わいが増す素材です。
【製作のこだわり】
*なるべく手作業で。
KALEIDOSCOPEの作品は、型紙製作から革の裁断に至るまで「自分で研いだ革包丁で極力手裁断で作る」ということにこだわっています。
『特別企画1808』