満開の桜の木から風に乗って舞い散る「桜吹雪」を羊毛フェルトのおサルで表現した「羊毛フェルトの桜吹雪おサル」の手のひらサイズです。
まだ寒いこの時期に、部屋の中で桜が咲くのを一緒に心待ちできるアイテムです。

「ひさかたの　光のどけき　春の日に
　　　　静心（しづごころ）なく　花の散るらむ」

百人一首にも入っているこの和歌はなんとなく聞き覚えがありますよね？「古今集」に入っている、紀友則の歌です。かつて「花」とは「桜」を意味したので、花の散るらむは桜の散るらむですね。

「こんなに日の光がのどかに射している春の日に、なぜ桜の花は落ち着かなげに散っているのだろうか。」の意味ですが、中学生くらいの頃に国語の授業で習ったときにはピンときませんでしたが、年齢を重ねてくるとこういう心情はわかるようになってきますよね？
人はいつ死ぬかわからないから来年もまたこの美しい桜を見れるかどうかわからない。ああ、なのになぜそんなに早く散ってしまうのだろう。そしてなぜそんなに美しいのだろう。

花はたくさんあれど、散る姿が美しいと言われる花は桜くらいでしょう。なので、咲き誇る桜ではなく、風に乗って舞い散る桜の花びらをおサルにつけました。春の風を感じていただけるとうれしいです。

サルは「去る」の意味で、「YAKUが去る」「病が去る」「怪我が去る」と読まれ、昔からYAKU除けの縁起物と言われています。

●サイズ：高さ約8センチ、厚み約5センチ　手作り品のためサイズに多少の差はございます。手のひらサイズと親指サイズのサイズ比較は画像をご参照ください。

●個体差　手作りのため、色や形、花びらの大きさや位置など多少の個体差がありますことご了承ください。

●羊毛作品は毛を1束1束　１針１針　刺し込んで制作している為、大変デリケートになります。小さなお子様やペットの玩具には適していません。
小さなお子様やペットが触れたり　お口に入れてしまわないようくれぐれもご注意ください。


●羊毛作品は接着剤等で毛を留めているわけではなく、専用の針で毛を固めています。パーツも全て固定しております。無理に動かすと形崩れのもととなりますのでそのままのポーズでお願い致します。
また、目や鼻などは木綿糸です。こちらも引っ張ったりすると表情が、変わったり、抜けてしまう恐れがあります。
お取り扱いには十分お気をつけ下さい。　
引っ掛かりやすい場所・摩擦の多い場所への保管はお避け下さい。


●時間が経過する上で、どうしても毛羽立ちが目立ってくる場合があります。無理に毛を引っ張らず、両掌に挟んで優しくコロコロと転がすか、 ハサミで飛び出した毛を軽くカットしてあげて下さい。


●羊毛作品はホコリを吸収しやすい為、ビニール、ケース、または、ガラス扉のある棚に飾ることをおすすめいたします。

●水濡れした際に絞ると変形する恐れがあります。出来るだけ濡らさないようにご注意いただき、濡れた時には絞らずにそのまま乾燥させてください。

●ご使用の際には猫にご注意ください。羊毛の獣の匂いと、その丸っこいフォルムは猫を引き寄せ、爪の攻撃を浴びてしまいます。


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