木のモノに、じっくり触れたり、見入ってしまったことはありますか？

手の中に広がる、木のやさしい触感。
ずっと見ていても飽きない木目の表情。
木は本当に、あなたの心に、溶け込むような癒しを与えてくれます。

ふだん私たちは、建物や家具など、たくさんの木のモノに囲まれています。
でも、じっくり向き合うことって意外と少ないのではないでしょうか。

それは、つくり手である私自身が感じたこと。
木工を始める前は、木のモノへ、意識がほとんど向きませんでした。

それが今では、気づくとうっとり見入っていたり、
面白い木目に出会って嬉しくなったり。
すっかり木の世界に惹き込まれています。

ペッパークラッシャーを通して、
この愛おしい木の世界を、ぜひ体感してほしいのです。

ちょんまげ頭のような、愛くるしいかたちのペッパークラッシャーは、
ブラックペッパーの粒を、程よいサイズへ粗びきしてくれます＾＾


◆ペッパークラッシャーの特徴 ～木×機械とは～ ◆

ちょんまげ頭の、少し変わった形のペッパークラッシャー。
これは、私の製作している「カムシャフト」のおもちゃから派生してきました。

カムシャフトとは、「カム」「シャフト」２つの言葉がくっついたもの。
カムとは、機械の仕組みの名前です。シャフトは軸のこと。

カムは江戸時代のからくり人形の茶運び人形にも使われていて、
車のエンジンでも活躍しています。

ペッパークラッシャーのちょんまげ部分（ねじ部分）が、
カムシャフトから生まれたデザインにあたります。

だから、どことなくメカメカしさも感じる「木×機械」の世界なのです。


◆木は手をかければかけるほど美しくなる◆

木のモノは、板材の状態から、電動糸鋸盤や電動工具を使って１つ１つ製作していきますが、最後はサンドペーパーを使って手で仕上げます。

サンドペーパーは、粗い目・中粗い・細かい目と段階を経てかけていきますが、少しずつ少しずつ、手の中で作品の表情が変化していくのがわかるのです。

電動糸鋸盤でカットした時は、カット部分がとんがり、バリの出た荒々しい表情なのですが、ペーパーをかけるとバリが取れて角が丸くなり、やさしく柔らかい表情へ変化していきます。

ペーパーは細かい目になるほど、作品もきめ細かく上品な表情に変わっていきます。

こうして１つずつ手をかけてつくるからこそ生まれる、独特の美しさがあります。


◆ペッパークラッシャーの使い方◆

① 本体側へ、ブラックペッパーの粒をいれます。（写真6枚目）
② フタ側をスライドさせて取付けます。（写真7,8枚目）
③ ハンドルを回して、ブラックペッパーをクラッシュします。（写真9枚目）
④ クラッシュ後は、ハンドルを緩めて本体を軽く揺すります。（写真9枚目）
⑤ ③と④を数回繰り返したら、
　 フタを閉じた状態で粗びきペッパーを振りかけて使います。（写真10枚目）

食品衛生法に適合した、耐水性の塗料とボンドを使用していますので、
水洗いもできます。
洗った後は、しっかり乾かしてくださいね。


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・写真とは一部、仕上げ、色合い、風合い等、異なる場合があります。
・一つ一つハンドメイドの木製品になりますので、仕上がりや色合い、木目など商品個体差があります。